いつも有難うございます。代表の中本です。

8月ももうすぐ終わり、1年の後半戦を闘っている皆さん、今年の確定申告の準備はできていますか？

今日は確定申告に関しての記事を書いてみようと思います。弊社のドライバーさんからも確定申告についてよく聞かれます。「何をどうしたらいいの？」「白色申告と青色申告どっちがいいの？」などなど。是非最後まで読んでみてください！

 

確定申告には「白色申告」と「青色申告」の2種類があり、それぞれに特徴とメリット・デメリットがあります。以下に違いを説明します。

1. 白色申告

概要: 白色申告は、比較的簡単な手続きで行える申告方法です。記帳のルールが青色申告ほど厳しくないため、初めて申告する方や小規模な事業者に向いています。

特徴:

• 記帳義務: 収入と支出を記録する簡単な帳簿をつける必要がありますが、青色申告ほど詳細ではありません。


• 特典: 白色申告には特別な税制上の特典がありません。


• 控除: 青色申告のような特別控除（最大65万円）はありません。

2. 青色申告

概要: 青色申告は、一定の要件を満たすことで税制上の特典を受けられる申告方法です。手続きはやや複雑ですが、節税効果が高いため、事業を継続している個人事業主やフリーランスにとって有利です。

特徴:

• 記帳義務: 複式簿記による詳細な記帳が求められます。これにより、収入と支出を正確に把握できるようになります。


• 特典:
  
  
  
  • 青色申告特別控除: 最大65万円の控除が受けられます（簡易帳簿の場合は最大10万円）。
  
  
  • 赤字の繰越し: 青色申告をしている場合、事業で赤字が出た場合、3年間にわたりその赤字を繰り越して、将来の黒字と相殺することができます。
  
  
  • 家族従業員への給与支払い: 家族に給与を支払う場合、その金額を必要経費として計上することができます。
  
  
  
  

要件:

• 青色申告を行うためには、事前に「青色申告承認申請書」を税務署に提出し、承認を受ける必要があります。

まとめ

• 白色申告は、手続きが簡単で、記帳もそれほど厳しくないが、特別な控除や節税効果はない。


• 青色申告は、手続きが複雑で詳細な記帳が必要だが、多くの税制上の特典を受けられ、節税効果が高い。

事業の規模や複雑さ、節税の必要性などを考慮して、どちらの申告方法が適しているか選ぶと良いでしょう。

 

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