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いつも有難うございます。代表の中本です。

さて、ご存知の方も多いと思いますが、軽貨物業界にも運行管理責任者を置かなければならなくりますね！そこで、本日は運行管理責任者とはどういったものなのか、どのように資格を取得するのか、ご紹介いたします。

 

「運行管理責任者」とは、運送事業者が安全かつ効率的に事業を行うために必要な運行管理を担う責任者のことです。貨物自動車運送事業や旅客自動車運送事業を行う会社には、法律に基づき運行管理者を選任する義務があります。運行管理者は、車両の運行状況を監視・管理し、運転者の健康状態や運行計画、安全教育なども担当します。

運行管理者の主な役割

1. 運行前・運行後の点呼: 運転者の健康状態やアルコールチェックを行い、車両の運行に支障がないことを確認します。


2. 運行計画の策定: 安全な運行ルートやスケジュールを立て、過労運転や無理な運行を防ぎます。


3. 異常時の対応: 事故やトラブルが発生した際の迅速な対応と報告を行います。


4. 安全指導・教育: 運転者に対して定期的な安全講習を実施し、運転に関するリスクの低減を図ります。

運行管理者の資格取得方法

運行管理者の資格を取得するには、以下の2つの方法があります。

1. 国家試験を受験して取得

運行管理者試験に合格することが資格取得の一般的な方法です。試験は年に2回、2月と8月に実施されます。以下は試験の詳細です。

• 試験科目: 貨物運送や旅客運送に関する法規、安全管理、運行計画などの分野が問われます。


• 受験資格: 特に年齢や学歴に制限はありませんが、実務経験者の受験が一般的です。


• 試験の合格基準: 全科目の得点が60%以上で合格となります。

2. 一定の実務経験と講習で取得

5年以上の運行管理業務の実務経験がある場合は、試験を受けずに、指定された講習を受けることで資格を取得できます。この講習は「基礎講習」と呼ばれ、修了後に運行管理者資格が認められます。

まとめ

運行管理責任者は、安全な運送業務を支える重要な役割を果たします。資格を取得するためには国家試験に合格するか、実務経験を積んだ上で講習を受ける方法があります。

 

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